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カラフルコットン

あみぐるみを作る理由

子どもの頃の記憶

私が子どもの頃。親と買い物行くと決まって立ち寄るのがぬいぐるみコーナー。ぬいぐるみの目を見て、瞬間で情が移ると親におねだりして買ってもらっていました。
そのほとんどは動物で、ふわふわな毛並みのものから、さらっとしてやわらかい肌触りのものまで様々です。
ぬいぐるみとは一緒に楽しく遊びたい気持ちよりも、寂しさの拠り所にしていたように思います。
特に、寝る時は必ず一緒でした。家族と川の字で寝ていましたが、消灯した薄暗い部屋は怖くて、ぬいぐるみをギュッと抱きしめないと眠れませんでした。
子どもの頃の私は、あまり喋らない『おとなしい子』とご近所さんや友達から言われていました。
本当は明るくひょうきんな方だったのですが、今考えると、幼少期から感受性が豊で、相手の気持ちを察することが多々ありました。
また、自分の考えや気持ちを言葉にしたときに、相手の曇った顔や声のトーンが返ってくると、羞恥心から真っ先に涙が溢れるように。そのため、本音が話せないおとなしい子どもになっていきました。

表情がみえる

私が学生のとき。小さな社会に居心地の悪さを感じていたころ、ふとぬいぐるみの顔を覗くと、私が楽しい気分の時は一緒に喜んでくれているような…。
私が悲しい思いをしている時は、ぬいぐるみも泣いているような…。
もちろん実際の表情は変わりませんが、不思議な感覚になりました。
声に出さなくても気持ちが伝わっているような気がして、ますますぬいぐるみの存在を大きく感じるようになりました。
本当におしゃべりできないかなぁと、そのような内容の絵本を、遊びで書いたこともある程です。

あみぐるみ作家になる

今から約8年前、自分で作ったものが販売できる『委託販売店』をみつけました。
当時は布バッグを作る作家さんを目指していましたが、自分らしさが出せそうな『あみぐるみ』で活動することに決めました。
そもそも、ぬいぐるみが好きな私にはぴったりなジャンルです。
価格設定の時、私は破格の値段を付けて周りからバッシングを受けたことがあります。(今となっては笑い話ですが。)でも、私にはきちんとした理由がありました。
もし、私と同じような経験をしている子どもがいたら、このあみぐるみが、心の拠り所になってくれたらと思いました。
あみぐるみの目をみて、子どもの頃に感じた、あの時の記憶がよみがえったのです。

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